土地区画整理士ってどんな資格?就職先は?

土地区画整理士ってどんな資格?就職先は?

土地区画整理士は、一般の方にはあまり知られていない資格で、受験者も毎年300人程度しかいません。
建築業に勤めている方や土地区間管理事業の会社に勤めている方がスキルアップの為に取得する事が多いようです。
この資格は、土地区画整理事業をスムーズに進めていけるよう、土地の所有者と土地区画整理事業施工者の間にたって、土地提供者同士の利害などを調整するという国家資格になります。
この資格を取得した人は、土地区画整理事業の専門家として、公平な立場で土地提供者間の利害を調整していくので、社会的評価が高くもたれています。
土地区画整理士は、土地区画整理事業法に基いて、先々市街地化される予定の地区の道路や河川、公園等の公共施設を整備したり改善したりします。
また、土地の基盤整備が進んでいない土地の区画を整備し、宅地としての利用促進も図っていきます。
では、なぜ、土地区画整理事業において、土地の所有者と土地区画整理事業施工者との間にたって、土地提供者同士の利害などを調整する必要があるのでしょうか。
土地区画整理事業では、土地提供者が少しずつ土地を提供してくれる訳です。
でも、道路や公園等の公共施設にするためには、提供してくれた土地の地形や形状を改善しなければいけません。
その結果、各個人の土地の持分が減ってしまうのです。
この土地が減らされる事を減歩と言います。
土地提供者は土地の減歩によるマイナス効果よりも、土地整理事業での改善が上回る場合は満足しますが、これが下回る場合は争いになる事もあります。
ここで、登場するのが土地区画整理士です。
この土地区画整理士は国家資格にはなるのですが、土地区画整理士事業そのものには独占する業務はありません。
なので、土地区画整理事業がスムーズに進むかどうかは、土地区画整理士の腕次第になります。
土地区画整理士の資格を持っている人の主な就職先は、土地区画整理事務所、建設、不動産コンサルタントなどです。