手話通訳士ってどんな資格?就職先は?

手話通訳士ってどんな資格?就職先は?

現在、聴覚に障害のある人達は全国で約29万人にも上ると言われています。
聴覚に障害がある場合は、音声によってコミュニケーションを図ることは困難となります。
そこで手話通訳士は、政見放送や講演会など様々な場所で手話による通訳を行い、聴覚に障害のある人と障害のない人との意思疎通の手助けを行っているのです。
この手話通訳士は、平成元年から始まった手話通訳の技能に関する厚生労働大臣認定の資格となっていて、取得するためにはまず、厚生労働省厚生労働大臣認定の手話通訳技能認定試験に合格しなければなりません。
その後、社会福祉法人聴力障害者情報文化センターに登録することで手話通訳士の資格を得ることが出来るのです。
手話通訳士の主な就職先としては、聴覚・言語障害者福祉施設、老人ホーム、ボランティア団体などが挙げられます。
手話通訳の仕事をするためには、必ずしも手話通訳士の資格が必要というわけではありません。
けれど、手話通訳士の資格を持っているということは、手話通訳に関する高度な知識や技能を持っていることの証明になります。
「手話奉仕員」や「手話通訳者」などに比べると、必要とされる機会も多くなるでしょう。
また、行政機関などで手話通訳の職員などを募集する際には、手話通訳士の資格を持っているよりプロフェッショナルな人を条件にしている所が多いようです。
障害のある人の社会参加を促進するためにも、これからますます手話通訳士が活躍する場面が増えていくことになると思います。